日本語について議論

J「(英語、英語詩と比較して)言語感覚――リズムや、響きや、韻や、そういう音楽的感覚も含めて、貧しいよね。」

「でも、最近は小学校でも、ジュゲムジュゲム…〜とか、そんなリズミカルな日本語の響きもとりいれた教育をしだした〜…。ほら、斉藤ナニガシとかいうひとが書いた本が爆発的に売れて〜その斉藤ナニガシの発声法や、鍛練方はみんな○○体操や整体やヨガのパクリで、実は70年代にはやった「身○論〜でも、いいや。それで、日本語が豊かになり、詩が豊穣になるのであれば、パクリでもなんでも……〜」

辻「貧しいというよりも、違うものだ、と。ワード内の情報量、音符一個に対しての情報量、言語感覚、リズム感や響き、韻とかは英語って、音楽的感覚に近いは近い。斉藤ナニガシの本は存じてないですが、まぁ前例があっておかしくはないですからね。ジュテームさんとか、どうしてもどうしてもと頑張ってる人を見ると、可能性無きにしもあらずと時に思う。」

※追記
フェンシングと剣道みたいなもので、英語って軽やかに舞い、刺す。
日本語は裸足で足を擦りながらバタバタいわせながらドスッと押し切る。

隣の芝生が青く見えるだけなような気もする。