クール&ニッキ名作選:ゲスト編(8)

2003/08/01 - おとなしいって? 辻
〜真皓のギターについての駄目だしをどう対処するかもずうっと考えてて。
邪魔するすれすれの自分勝手なギター、出来なくはないけど、ね。

2003/08/02 - 真皓
ギターは、正直やっている間、自分はあまり意識してない。聞いている人の耳の中で
溶け合っていれば よし

2003/08/03 - なぁんだ 辻
あまり意識してないんだったら何もいえないね。
俺は聞いている人の耳を想定して音を重ねているんであって、そこらへん、わかってくれて駄目だししたのかな、と。
真皓は言葉の組み立てで頭をフル稼働しているんだろうけど。
だから意識してないのは当然かもしれないけど、なさすぎもこちらは辛いぞ。

即興の軽い重いって、それもなくはないんだろうけど向き不向き、人のキャラ、パフォーマンス性もある気がする。 

鍛える、変わる、向上するってのはちょっとした目配せ、意識、聴く力だと思う。

2003/08/04 - 即興について 其の弐/真皓
ギターについての駄目だしはどう受け取ってくれてもいいけど。
即興で楽器とあわせるのは何度かやっているけど、挑発されることが多かった。
お互い、「ついて来れる?」っていうスリル。お客さんの反応も良かった。
私がいつも駄目だしするのは、その経験上。それだけのこと。
今レコーディング終わってマスタリングに入ったけど、そのBGMは詩のイメージをあくまでも装飾するための音楽。即興であわせるってそうじゃないという私の考え。

2003/08/05 - 即興ギタリストTPO 辻
即興=爆音だったり扇ったりという、いかにもをあえてやらない+真皓の作風+ベンズの客層、といったところかな。
呼吸やワビサビがある騒ギターなら得意っちゃあ得意。ずっと前の花ちゃんとのコラボで実証済。

苦節何年でデッサン画が出来て「どう?」「普通ぅ。」あれ?といった。

内容の濃さをどこに求めよう?
詩のうねりを察知して音階を上げたり、ココは下げたり、とそういうのをやってるのだよ。

2003/08/07 - そんなものかもね/真皓
なにごとも 自分の気合が伝わらない、実はそれがベストだったりするもの
ゲルニカを見て誰が芸術だと感じられるだろう? なんの知識も先入観もなく
理論より先に心地良い不理解がある