クール&ニッキ名作選:ゲスト編(6)

2003/07/24 - 鬼火
「鬼火」はやばいね。自殺を決めた男が順々に知人をたずねるという... 中学生のときかな、見たの。中高生でかなり通な映画みてたね。ビデオで。フェリーニの「道」もこと頃だな。「ボーイ・ミーツ・ガール」(フランス映画だったような気がする)はストーリーはどうでもよくて、ただ主人公ふたりが死ぬシーンが印象的。あのワンカットのために見る映画。白黒映画なのに血が赤く感じられる。(記憶あやふや)「白鯨」も死んだ船長の腕がプラーンとなり、船員を狂気にかりたてるあのシーンのためだけに見る映画。十代で名作を見すぎたのでそろそろ見直してみようかなあ。

2003/07/29 - はて。/真皓
「即興すごいですね」はなれた。それ以上のとこに行きたい。クオリティがさがりがちなだけに、即興でどれだけのものが出せるかが鍵。

「衣」ですか。メイクうまいって?ありがとうございます。絵を描く人や手先が器用な人はたぶんうまいよ。あとはセンス。別にメークも凝ってないな。ファッション雑誌とか読まないし。化粧品カウンターにもほとんど行かないし。適当。メイクも時間かけようとすると際限ないものでしょう。

2003/07/30 - 即興について/真皓
即興は普段自分では考えない題をもらえるのがおもしろさのひとつ。
さあて、どう調理するかな、と。あとよく言うのは執筆は本を見ながら作る料理で、即興はありあわせ。だから思いついたまま使われなかった短いフレーズがぽん、と出てきたり。
即興で一番心がけるのは発想。どこまで飛べるか。どこで着地するか。「思いつかなかった」といわれるのが大事。おちゃらけた題をもらいながら実はおもーいテーマを内包したりとか。 ありがちなテーマを新鮮に仕上げたりとか。あとは、詠んでいる時にリズムやペースを乱さないこと。今までの即興でよく出来たナー、とわれながら思うのは3つ。

1.「魚」 (ちょっと手直ししたのが真皓のHPに掲載されているやつ)
2.「夢」
 (台所のキャベツも夢を見るだろうか で始めた。あがたさんのイベントの時に読んだやつ)
3.「空と皿」(からっぽの皿に空を盛り付けて おなかいっぱい と終わらせた。嘔吐会:タデクイ主宰)で読んだ