愛が要る(詩)

挨拶代わりの口約束が
とんでもないスピードで地下を駆ける時
ご馳走だ 戸惑うのかな
きっかけなんて いつだって奇妙なもの

背中にカミソリを背負い
男の子なら 凛々しくね
ラクタの中に意味を見出だす
此処でも 何処でも あそこでも

愛が要る
粋なヤツ
上を見て
笑顔だけ
思いきり

混雑だらけで口を塞がれ
意外にデリケートな君を名指しにする
「ご苦労様」「言葉だけなの?」
突破口が 君だって云ってるのに

愛が要る
今だけの
嘘よりも
永遠の
思い出を

指先に刺さるトゲ
取れないのなら 飛んでくね
思いやり ただ君を夢見る
此処でも 何処でも あそこでも

君からの連絡 待ってる