不自由・不平等・無慈悲で批評家を気取る100の実験
※休みの国
バンド名である。
はっぴいえんども早川義夫のソロにも慣れ、何かないかな、と探したらジャックスがバックバンドをやっている休みの国というのがある、と青森の大手レコード店ビーバップに飛び当時SMSレコードから(URCレーベルは)流通していた廉価盤をゲット。その足で二度目のポルノ映画館へ冒険しに行った高校二年のマセガキ気取りの辻だった。
世界中に数多いるビートルズ・フォロワーの中ではそれすらオリジナルに消化したサウンド。歌詞がメルヘンチックなのにちっとも甘くない。当時のフォークのメッセージ色とは逆でいながら切り取り方の鋭さ。木田高介の名コンポーザーぶり、つのだ☆ひろのリンゴ・スターをドーピングさせたような豪快でいてしっかりしたドラミング。(プロコルのB・J・ウィルソンもそんなタイプのドラマーだ。タムが意外と少ないのにビックリ)すごく贅沢な団体なのです。
http://www.urc-records.info/top.html