音楽は国境を越えない?(何故即興を?)

ディランはレコーディングに一週間かけないとか、あちらのライブでは飛び入りとかセッションとかをボチボチやるみたいな文を読んでて、「何故そんな事が出来るのか」を技術的にも生理的にも探りたい。極々基本的な間合い、膨らませたり削ったり。呼吸。周りの音を聴き目配せしたり。メロ、コード進行の引き出しの豊富さ。そういった要素を常に思いめぐらせている人同士で何かを作ろうという動きは日本的じゃないかもね。鎖国はもう終わり。個性と個性の名刺交換をして周りの良さをたぐり寄せる場が「幻の湖セッション」…と、いつか胸を張って言ってみたい。