可もあり 不可もあり?でもねっ

「孤独はいつだって、それぞれに課せられているものだよ」

英コミカルソングの大御所、ニール・イネス率いる、ラトルズの歌詞の中のフレーズだ。
どんな歌の中にも、ちょっとしたコメント、ヒント、(俺はこの言葉、多用はしないが)魂が含まれている。
ただ不器用だったり、正直だったりすると、人によっては不快感を覚える。歌はリトマス試験紙なのだ。

桜やらチューリップがキレイだな、というのに反応しない人は、どこかしらキレイな物への諦めがあるのかも。

どんなCDを聴いても駄目な時期は俺にもある。
そういう時期は、雪溶けを待つしかなかったり、原因を根本から追究するしかない。
酒が合わない体質の俺だから、もうそうするしかないのだ。

普段でも、物事にちょっとした歌詞のフレーズを思い出して当てはめ、妙に納得したり、気休めにしたりする。
その応用で、詞を聴いて作者の人となりを察したり。歌は名刺代わりにもなる。
その推測が外れた場合、歌は鏡になって自分自身の美しさや醜さを伝える。

もしあなたが、音楽(あるいは詞)を小耳に挟み、何かを感じたなら、まだ大丈夫。