紅い花 (HP初公開。今年3月に出来た歌詞です。)

下り坂の道の 脇の線路に
紅い紅い花が 花が咲いてる
子供達の下校 急ぎ過ぎてる
誰も私の事を 気にも止めない

女心 男の都合
何を悩んでるの?
伸びたその手に 掴めるものは
ガラスのカケラ

つまみ出された ほこり
風に舞うのは
どんなに高いビルも
止めちゃくれない

旅を続ける 君も
 僕も あなたも
胸に描いた地図に
文字を記して

女の子と話しをしたら
少し打ち解けた
「つまらないよね」 でも せめてもの
素敵な時間

転がり込んだ文字に
痛み 覚えて
知らないうちに 暗く
暗く なったよ

葬列に出掛けずに
顔を汚して
帰らぬ友が ひとり
遠く 手を振る

つまづいても 黙ってくれる
人がいて欲しい
かがみ込んで  つぶやく言葉
優しく 見つめ

心を投げ出したい
いつか 必ず
誰にも邪魔されない
家に 住むんだ

きっとあなたは 僕を
困らせるだろう
そんなに長く続く
事じゃ ないけど

長いトンネル抜けて
又 潜り抜け
電車が人を 潰す
夢に 目覚めた

下り坂の道の 脇の線路に
紅い紅い花が 花が咲いてる
子供達の下校 急ぎ過ぎてる
誰も私の事を 気にも止めない